【国内MBA】足が遅くなると給料が高くなる?
どーも、コボです。
2023年4月に国内ビジネススクールに進学が決まった大学職員です。
さて、今日はこの間授業で紹介されて、面白いなぁと思ったことを少しご紹介したいと思います。
皆さんは「走るのが遅くなると給料水準が高くなる」と言われて信じますか?
WBCの大谷翔平選手は稀な存在として、一般的には、年齢が上がり経験を積むことで給料があがるのかな?なんて思ったりしませんか?
まず、結論として、実際に給料水準が高い人ほど、50メートル走のタイムは遅くなります。
よって、上の「走るのが遅くなると給料水準が高くなる」は事実なのです。
言い換えると、「走るのが遅い=給料高い」が成立するように見えますよね?
しかし、そこに因果関係は存在するのでしょうか?
答えは否です。
これは「類似相関」といって、裏側に要因が隠れて、見せかけ上関係があるように見える(推測される)ことを言います。
この事例だと納得してくれる方も多いかと思いますが、実際にCM広告などで、言葉巧みに見せられると、人は因果関係を感じてしまい、誤った推測に導かれることがあるのです。
類似相関を知っておくことで、日常的に入ってくる情報を精査するときにも役に立つ考え方ではないでしょうか?
ということで、今日はこのへんでー。
どーも、ありがとうございましたー。